15年乗っても手放せない ── アルファロメオGTVがくれる日常の喜び

アルファロメオGTV

アルファロメオGTVとともに過ごして15年。
川崎市に住むKさんにとって、それは単なる車ではなく、人生のリズムを刻む相棒だ。
休日の朝、エンジンをかける音が一日の始まりを告げる。
故障も少なく、メンテナンスを重ねながら今も快調。
この車と過ごす時間こそが、Kさんにとって“日常の喜び”そのものだ。

目次

はじめに ── オーナーと愛車の紹介

愛車プロフィールとイタリア車に惹かれたきっかけ

・車種・アルファロメオGTV/年式・1999/所有期間・15年/居住地・川崎


「今のアルファロメオの前はクーペフィアットを所有。どちらも斬新なデザインに一目惚れ」

Kさんがイタリア車に惹かれたのは、「機械なのに心を感じたから」。完璧ではないけれど、走るたびに会話しているような感覚があるという。「少し気まぐれで、でもそこが愛おしいんです」と笑う。

イタリア車と過ごす日常

休日の過ごし方
「天気のいい日は山か海まで走ります。ブッソのエンジンの音を聴きながらカフェに寄るのが習慣。」

お気に入りのドライブスポット
よく行くルートは箱根ターンパイク、もしくは三浦半島の横須賀や三浦市を回って帰るのが定番。途中でリバイバルカフェに立ち寄ることもしばしば。

車と過ごす時間で変わったこと
「クルマが生活の中心になり、仕事と車遊びのメリハリがついた。」

壊れる?メンテナンスのリアル

実際に壊れたことは?
「今のGTVは積車に乗って運ばれるほど重症なケースは1度もありません。不動になるような消耗品は動けなくなる前に予防で交換するのが日常でした。」

修理・メンテナンスはどうしている?
自宅から近い行きつけの整備工場と、大切なメンテナンスや他では症状が改善しない場合は専門店へとセカンドオピニオンを含めた2系統でメンテナンスをしています。

壊れても乗り続ける理由
「これといった故障というのも感じていませんが、他の車では感じられない“鼓動”がある。それが理由です。」

「たとえ壊れても、それを含めて楽しい」とKさん。定期的なオイル交換と点検を欠かさず、トラブルが起きたときも「次はどこを直そう?」と前向き。信頼できる整備工場との関係も長く、部品調達も今ではスムーズだという。

イタリア車がくれるもの

デザイン・サウンド・香りなど感覚描写
「アルファロメオのブッソV6エンジン音が心地よく、金管楽器の演奏会を聴いているようで楽しめます。」

イタリア車を通じて得た仲間や出会い
「同じ車種の仲間とツーリングするようになり、友人も増えた。」

速さではなく、感情で走る車。ステアリングを握ると心が弾む。デザインや音、匂い――すべてが五感を刺激し、日常を少し特別にしてくれる。「走るたびに、“今日もこの車にして良かった”と思うんです」と語るKさんの笑顔が印象的だ。

ブッソエンジンの魅力|アルファロメオが生んだ“音と情熱”の芸術

これからの夢とメッセージ

これから挑戦したいこと
「いつかは北海道巡りと、九州の阿蘇山をこの車で走ってみたい。」

これからイタリア車に乗る人へ
「機能や完璧な快適性を求める人には向かない。でも車の“官能的”を知りたい人には最高の相棒です。」

次に乗りたいのはアルファロメオ・916GTV。「いつか息子にもこの感覚を味わってほしい」。そんな想いが、次世代へと受け継がれていく。

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この記事を書いた人

イタリア車と暮らし、イタリアの“美しい生き方”を伝える
アルファロメオやフィアットなど、イタリア車に15年以上乗り続け、デザインと走りに魅了されてきました。
内装や電装品のDIY整備も行う実践派で、日常の中で“イタリア流の情熱”を体感しています。

イタリア・フィレンツェで3年間学んだ芸術と食文化の経験をもとに、
情報サイト「SOLENTIA」で“本場の美学とリアルなイタリア”を発信しています。

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SOLENTIAとは

SOLENTIA(ソレンティア)は、イタリア語の「Sole(太陽)」と「Essentia(本質)」を組み合わせた造語。
“太陽の本質”“光のエッセンス”を意味し、イタリアの情熱と温かさ、生きる歓びを象徴しています。

イタリア車に乗り、料理を味わい、旅を楽しむ——
そんな“日本にいながらイタリアを生きる”ライフスタイルをテーマに、
SOLENTIAはクルマ・美食・旅を通して日常に「イタリアの光」を届けるメディアです。

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